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俳句エッセイ A.ドーデの風車小屋 Le moulin de Alphonse Daudet

販売価格 1,944円(税込)
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(帯文より)
「30年前の文学座名古屋公演で、あなたの『マリウス』の舞台を見ましたよ」とお声をかけて頂いて嬉しかったのを覚えています。
 素敵なご家族に愛されて人生を楽しんでいらっしゃるお姿を、いつもうらやましく思っております。どうぞこれからもお元気で。
 文学座 平 淑恵


書名:俳句エッセイ 第13弾
   俳句エッセイ A.ドーデの風車小屋
   Le moulin de Alphonse Daudet
著者:二宮真弓
定価:本体1800円+税
ISBN978-4-88519-409
仕様:B6判・ハードカバー・176頁


<目 次>
はじめに  文学座・平 淑恵
ブルゴーニュの旅に出でなむ弥生空
アルルなる闘牛場には春しぐれ
岩山を辿りドーデの風車小屋
シャブリの村かわいい役場日脚のぶ
はるばると来つるものかな葡萄畑
シャトー・ヌフの城きざはし多くためらひぬ
P・ ブーレーズと並んで座る夏爽か
噴火の箱根セザンヌの絵に逢ひにゆく
ギターと声をいとど愛でけり夏立つ日
高千穂に古きやまとの姿見る
パラオの島楽の音響き椰子実る
渾身の〈布引けい〉や浅き春
ドゥーリットル先生のごとき家なり花蜜柑
ファルスタッフが不破留守之大夫となる稔る秋
守一の枯れたる筆よし雪の宿
八ヶ岳のぞみ楽ながれゆく秋さやか
ひきずりてふ美濃のすき焼しで辛夷
鈍色の帯のみごとや花はちす
しらたまの歯のよはひ全くかたじけな
いてふ散る駒場東大の暮れの秋
『ヨブ記』の調べ荘重なりき残り寒
『春鴬囀』を紀尾井ホールに聴きにけり
実母散の懐しきかな青葉萌ゆ
『花子とアン』懐かしく見る万愚節
『チボー家』を生みし書斎や鉄線の花
彭世美のさやけき思ひ出蕗の薹
足踏みのオルガン弾けり春の宵
めうがやの足袋まで売りて入水せり
信長の駆け抜けし道花吹雪
わが家の階段から落下おらが春
一服の抹茶賜はる社長室
さはやかな車掌さんなり春らんまん
『紫苑の園』のご主人の声夏初め
黄泉津へてマリア・カラスの『春の声』
朴散るや如是閑先生訪ひしこと
慶應のカマボコ校舎の春うらら
老数学者臘梅の庭に佇つ
能ヶ谷に正子おはさず冬の薔薇
お手になるスカーフ温し秋海棠
漢方薬の匂ひなつかし枇杷の花
らいてう忌かの人の辺に住みしこと
天翔ける馬まぼろしか春哀し
試写室に見し若き日や三島の忌
「星あをき朝に学び…」となりは誰そや入学式
マッチ箱てふ笠原鉄道夏の雲
懐かしき實篤せんせい芽じゃがいも
香を聞く乙女のすがた藤の花
肺病みしおかぎさんちの烏瓜
水底に髪なびかせて凍つる湖
はからずも有吉さんと出逢ふ五月晴れ
見たかったストーン・ヘンジや夏はじめ
八朔や京より扇とどきたる
モモスケの別荘あとや山笑ふ
空から贈り物とまどふ人びと夏暑し
ひたぶるに『アンドロマク』探す浅き春
睡蓮亭にマンタロー飲む夏の末
アルプホルン鳴りて乙女の馬車走る
“My bonnie”豊かに流る椰子葉かげ
『全権先生』懐かしきかな桜しべ
濃みどりのハンケチ耕筰せんせい楽流る
留学記書きし人の家を覗く夏
多摩川の清き流れやレンゲ咲く
夏寒し棄て子台ある尼僧院
参観日子どもは正直春競馬
糺の森せせらぎ清し樟若葉
コンブレーの村こそよけれ夏木立
日本のダ・ヴィンチ逝けり浅き春
『モン・パパ』の唄探しをり春浅し
ぼうたんを車椅子より賞でにけり
「墓守」のしわの深さや龍の玉
和田山に縁者ありけり胡麻の花
カンレキはぜったい禁句青葉風
三日めや何して遊ぼかお正月
御影堂に弥生の雨の細く降る
あとがき


<二宮真弓 俳句エッセイシリーズのご案内>


著者紹介

1931年、岐阜県土岐郡笠原町(現多治見市)に生まれる。県立多治見高校を経て、玉川大学文学部英米文学科卒業。総長・故小原國芳先生のご薫陶を受け、在学中より雑誌『全人』『玉川百科大辞典』の編集にたずさわる。もと名古屋YWCA新聞編集委員。1981年「シャトレ座の天井桟敷」が第10日本旅行記賞佳作。1983年より15年間、中部経済新聞文化欄にエッセイを執筆。1997年より名古屋ABCクラブ会員。ABC俳句会同人。宇佐美魚目先生、武藤紀子先生に師事。
『円座』に所属。中部ペンクラブ会員。


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